家を建てる時に、せっかくなら長く住み続けられる家が望ましいですよね。そこでおすすめなのが、長期優良住宅。長期優良住宅とは、長期にわたり良好な状態で住み続けられるための措置が講じられた優良な住宅のことです。長期優良住宅の建築及び維持保全の計画を作成し、所管行政庁に申請することで認定を受けることができます。引用元:国土交通省公式HP今回の記事では、長期優良住宅を建てるなら、どの工務店がいいのかご紹介したいと思います。長期優良住宅と認定されるための基準引用元:photoACまずは、長期優良住宅と認定されるためには何を確認したら良いのか、ざっと確認してみましょう。長期優良住宅には10個の認定基準があります。劣化対策劣化対策等級(構造躯体等)「等級3」を満たしていること。約75~90年間大規模な改修工事が不要な場合にこの等級をつけてもらえます。すごく簡単に言うと、数世代にわたって住み続けることができるくらいの劣化対策がされた家という意味です。耐震性極めて稀に発生する地震において、住宅を継続して利用するための改修を簡単にするため、損傷のレベルの低減が求められます。維持管理・更新の容易性維持管理対策等級3、更新対策等級3、維持管理対策等級3を満たしていること。要は、耐用年数が短い設備排管について、点検・清掃・補修・更新を簡単に行うために必要な措置がとられているかどうか、ということです。可変性躯体天井の高さが2,650㎜以上であり、住んでいる人のライフスタイルの変化等に応じて、間取りの変更が可能な措置が講じられている必要があります。バリアフリー性高齢者等配慮対策等級3が必要です。具体的には、将来のバリアフリー改修に対応できるように、共用廊下等に必要なスペースが確保されているかどうか、ということです。省エネルギー性断熱等性能等級5、かつ一次エネルギー消費量等級6を満たしている必要があります。要するに、必要な断熱性能等の省エネルギー性能が確保されていることです。居住環境良好な景観の形式、地域に合った居住環境の維持・向上に配慮されたものであること。地区計画、景観計画、まちなみ等の計画、建築協定、景観協定等の区域内にある場合、これらの内容と調和を図る必要があります。住戸面積良好な居住水準を確保するために必要な広さを有していること。一戸建ては75m2以上で、少なくとも一つの階の床面積が40m2以上あることが求められます。維持保全計画家を建てる時から将来を見据えて定期的な点検・補修等に関する計画が策定されていること。具体的には、以下の3点に関して定期的な点検・補修等に関する計画を策定する必要があります。住宅の構造耐力の主要な部分住宅の雨水の侵入を防止する部分住宅に設ける給水または排水のための設備災害配慮自然災害による被害の発生の防止、または軽減に配慮されたものであること。災害発生のリスクのある地域においては、そのリスクの高さに応じて必要な措置を講じる必要があります。長期優良住宅はメリットが多い引用元:photoAC長期優良住宅は満たすべき項目こそ多いと感じるかもしれませんが、省エネで非常に過ごしやすい家です。さらに、数世代にわたって住み続けられるような状態を保てる家でもあるため、まさに理想の住まいと言えるかもしれません。では、実際にどのような工務店で長期優良住宅を建てられるのでしょうか。具体的に紹介していきましょう。長期優良住宅を手掛ける工務店引用元:株式会社北洲公式HP1.北洲ハウジング引用元:株式会社北洲公式HP会社名株式会社北洲本社所在地〒981-3341宮城県富谷市成田9丁目2-2電話番号022-348-3011設立1968年11月事業ブランド名北洲ハウジング埼玉エリアの拠点所在地【埼玉支店】〒331-0812埼玉県さいたま市北区宮原町2-106-1 MONA-A 202住宅展示場【川越ハウジングギャラリー】〒350-0031埼玉県川越市小仙波650-1電話番号【埼玉支店】048-729-5306【川越ハウジングギャラリー】049-227-2122施工可能エリア岩手県・宮城県・福島県・栃木県・埼玉県(それぞれ一部エリアを除く)公式サイトURLhttps://www.hokushuhousing.co.jp/北洲ハウジング(株式会社北洲)の作る家は、標準装備で長期優良住宅に対応。20年という歳月を経ても輝きを失わず、安全に快適に住み続けられる家を追及しています。長期優良住宅の基準認定条件北洲ハウジング●耐久性に優れている劣化対策等級最高等級3最高等級3●耐震性に優れている耐震等級等級2以上※1最高等級3●維持管理・更新が容易である維持管理対策等級最高等級3最高等級3●省エネルギー性が確保されている断熱等性能等級等級5以上最高等級7※2一次エネ消費量等級最高等級6最高等級6※1簡易計算の場合、最高等級3が必要 ※2エリアやプランによって等級が変わる場合があります。引用元:株式会社北洲公式HP北洲ハウジングの家は年を経るごとに美しくエイジングされていくため、建てたあとも長く楽しむことができそうです。2.黒澤工務店引用元:株式会社黒澤工務店公式HP会社名株式会社黒澤工務店本社所在地〒336-0024埼玉県さいたま市南根岸5‐5-15電話番号048-861-3341設立1966年事業ブランド名黒澤工務店埼玉エリアの拠点所在地住宅展示場【浦和住宅公園】〒336-0932埼玉県さいたま市緑区中尾395‐1電話番号048-861-3341施工可能エリア関東公式サイトURLhttps://www.kurosawakoumuten.co.jp/株式会社黒澤工務店は、伝統的な和風建築に現代的な和風デザインを取り入れた「和モダン」が得意な会社で、勿論長期優良住宅にも対応しています。独自のスーパーウォール工法により、耐震等級は最高ランクの3相当を実現しています。モデルハウスに行ってみよう引用元:株式会社北洲公式HPもしあなたが長期優良住宅に興味がある場合、ぜひモデルハウスに行ってみることをおすすめします。モデルハウスとは、工務店が販売促進やPRのために建てた自社の住宅のことです。モデルハウスを見学することで、実際の住み心地や、家の快適性等を疑似的に体験することができます。また、「ここに住んだらどうなるだろう」と想像を膨らませることができるうえ、ハウスメーカーや工務店の雰囲気も見ることができます。家は決して安いお買い物ではありません。後悔しないためにも、ぜひ事前に手に入る情報はとことん集めて、人生で最高のお買い物にしましょう。